回 想 の 章 



 
       可愛い雨 愛の詩よりNo10        作品 No92















































雨が心地よい朝

雨粒が私に向かって

走って来るのを

ポンヤリと眺める



日曜日の朝

可愛い雨

こんな顔して →  o(*^ワ^*)o”

嬉しそうに 私に向かって

駆け寄って来る

そんなふうに見えるのは

幸せだからでしょうか



それとも

そうであったらいいと

望んでいるからでしょうか








可愛い雨粒さん



駆け寄って

   勢い余って

      窓にぶつかる











ポツン ポツッ ペタン パチン  痛そう・・



そして 泣き顔へと変わって 落ちる

















ツ ツ ツ ー


雨 粒 さ ん


私 の も と へ


た ど り 着 け ず


窓 伝 い に


助 け て と


こ ち ら を


見 つ め て る の は













ホ ン ト は


私 の 心 を


映 し て い る の で し ょ う か ・・・


















       おかしな絵 愛の詩よりNo36      作品 No118










「 冷えてきたね 寒くないかい 」


と 彼方から

メールが届く





「 冷えてきた 寒いわ

だから 手と 足と ホッペと 唇 くっつけて

あたたまりたい 」



と 彼方への 返信ボタンを ピコッ☆ ♪





返事は


返ってきませんでした

きっと彼方で

手と 足と ホッペと 唇を

くっつけてあったまってるところ

想像してしまったのでしょう

手と足は問題ないとして

ホッペと唇を

同時にくっつけて

あったまることが

もしか出来たとしても

それはとても おかしな絵に違いなく

それを想像して 今わたしも

お腹 よじって  

笑い転げているところ

なのですもの







彼方の 君も 

きっと 同じように 笑っています

まるで 同じ空間を

生きているかのように

こちらと あちらで

お腹押さえて 笑っている 二人















【 距 離 が 縮 ま る 瞬 間 】














 今日も ありました
















       初雪 愛の詩よりNo48          作品 No130































































































雪の降る冬を

嬉しいと 感じたのは

無邪気に遊んだ子供の頃、

それ以来のことです。








北国に住むあなたと

同じ時を 過ごしているような

少しでも 同じ空気を

感じれる雪が とても・・・

とてもいとおしい 今年の冬__。





待っていました



この雪・・・



待っていました









 手のひらに



 ポツンと乗った雪を



 あなたと思い



 じっと見つめて



 そっと頬擦り・・・


























 あなたに



 逢えました・・・ 

















       時空を超えて 〜空想のサプライズデート〜 愛の詩よりNo16    作品 No98
















冬の陽だまり



目を細めて



日差しの向こうの



山並みを 眺めてみる










あの山の



ずっと遠い向こうで



あなたも 同じような 陽だまりに



包まれているかしら



それとも そちらは 雪景色?










レモンのシャワーを 浴びるような



心地よい 晴れ間の中で



あなたを思う





音も無く 美しい銀世界を



瞼に うかべる



















私がそちらへ

それともあなたがこっち




どちらも素敵な

金と銀の選択















芝生に二人

寝転がって

言葉無く伝わる

穏やかな時

















 シンシンと降る



 雪の音がする



 そう 錯覚するような



 静の空間



 
あなたと 過ごしました


























〜 空 想 の

      サ プ ラ イ ズ デ ー ト 〜






















      ギャップ 愛の詩よりNo14        作品 No96







毎日欠かすことなく


決まった時間に 来るメール


3年も  続けられる人


世界にどれだけ いるかしら


誠実な人  1日1通


「仕事終わり」


と ただそれだけ 送ってくる人が


たまに見せるギャップ





「 抱きしめて  抱きしめて

  俺の身体の一部になるほど

  強く 抱きしめたい 」






熱いギャップに 目尻が濡れてしまっても


つい  面白いと感じてしまうのは 安心感













単調な毎日に


光を当てるかのように











た ま の ギ ャ ッ プ が


    水 面 に そ よ 風 を 吹 か せ る


      素 敵 な バ ラ ン ス 感 覚
















 
      逢いたい気持ち 愛の詩よりNo26   作品 No108







逢いたい   逢いたい    逢いたいなぁ


会いたいよ   会いたい   会いたい


どんな時も いつも


会いたいと思ってる


逢いたいと思わない瞬間はない


なのに








逢いたいのに 会えないことが 切なくて


苦しくて 耐えられそうにない時が


あるかと思えば


意外と 大丈夫な時もある


どちらの時も


会いたいことに


変わりはないのに・・










何かをしている時


愛する人は 心の奥のほうで


いつも見守ってくれている


遠くにいても


支えられていると感じる


あの人の微笑みが浮かんでくる


何もしていない時


逢いたい気持ちが


パンパンの風船のように 膨らんで


苦しくて 切なくて


逢えない理由を


私の心の中に問い


心の中の あの人へも 問いかけて


不安になる


そんな時 心に浮かぶあの人は


微笑んではいない


だからいつも


前を向いていようと思う


遠くても お互いを 支えあえるように


離れていても 愛が 近まるように


そうすれば いつかきっと


「離れていたからこそ 愛を 

より深く強くすることができた」




と 今を振り返る日がくるだろう
















      そばにいたい 愛の詩よりNo33     作品 No115











そばにいたい


どんなに泣いても


あのひとには見えない


だからいい


だからいい・・・

















ほんとはそばにいてほしい・・















明日まで待とう


明日まで待っても 同じ気持ちなら


伝えよう  涙のマーク(絵文字)無しで

















 あなたといる時


 閉じている 涙腺


 なぜかしら


 あなたが 見えなくなっても


 閉じたままなら いいのに。


 蛇口を探そう 


 この手でギュッ☆と


 締めてしまおう


 今日も 明日も 明後日も 


 ずっとずっと


 笑って あなたを


 待っていたいから









BGM:   回  想